売り切れたメニューが気になりまして【期間工99日目】
【期間工99日目】火曜日・1直
寮食堂エセなエッセイ
パラレルワールドな自分の想像
寮の食堂は1日3回openします。
早朝勤務前、夜勤出勤前、早朝勤務帰寮後です。
その中で、最後の早朝勤務帰寮後の食堂は結構な人数が利用します。
そして、この時間の最後の方ではメニューが売り切れになってしまいます。
(メニューが倒れていると売り切れ・・)
パラレルワールドの中の自分を想像。
ただ売り切れたメニューを見るたびに今度は早く行こうと思います。
なんて俺は小さな人間なんだろうか。。。。
生きているうちに、大金を稼いだり、偉業を成し遂げたり、人命を救ったりをすることがあるのだろうか?
いやないだろう。おれはこのまま、小さいまま、だれの目にも止まらず、生まれ、そしてこの星から消えていくのだろう。
ああ。人間の大きさを測るものさしを持ってさえいなければ、俺は己の小ささを把握することなく死ぬことが出来ただろうに。
まあ、とりあえず、己の小ささを実感しました。
そのきっかけは、寮の食堂での出来事。
1直終わりで19時過ぎに食堂に行くと、3種類ある定食の1つが売り切れている事が、たまにある。
まあ、おいしくなさそうな2種類と普通の揚げ物系の1種類が定食な時に、揚げ物系が売り切れになることが多い。
そして、俺は、、、、、最近ふと気づいたのだが、
器の小さな俺は必ずすることがある。
献立表をみて売り切れたメニューを確認するのである。
そして、もう手に入らない揚げ物な定食に想いを馳せつつ、残った魚や炒め物やどんぶり系のメニューを選ぶのである。
ああ、あと数十分はやく食堂に来ていれば、唇がきらびやかにテカテカさせながら、お腹いっぱい飯を食い、冷たいお茶を最後に腹に流し込み、颯爽と部屋に帰っていたのだろう。

ああ、だしのきいた卵が乗っかているのメンチカツ。イタリアンなソースとチーズが乗っかったチキン。。。
またどこかで会おう。
まあ、2週間後くらいにはまたメニューにでるだろうけど。。。
って感じで、売り切れたメニューをわざわざ確認して、鬱に入る自分が情けないです。そんな日の日記でした。
